【ワーキングホリデー中の滞在方法】バックパッカーズホステルに長期滞在するのもあり!バッパー暮らしのメリット・デメリット

ワーキングホリデーに来る人の大半はシェアハウスやシェアフラットもしくはホームステイを選択すると思います。

バックパッカーズホステルは、本格的な滞在先が決まるまでの一時的な滞在先として利用する人が多いように感じます。

しかし、このバックパッカーズホステル(通称バッパー)を長期の滞在先にしてしまうのも一つの選択肢です。

現に、ずっとバッパーで暮らしているという長期滞在者には何人も会ってきましたし、私自身もその一人です。

私はニュージーランドでのワーホリ中、ほとんどの期間をバッパーで過ごしてきました。

「なんでちゃんとしたとこに住まないの?」

なんてことは頻繁に質問されました。

この記事では、なぜ私がバッパーに泊まり続けたのかを含め、バックパッカーズホステルに長期滞在する魅力を紹介します。

バックパッカーズホステルに長期滞在するメリット

たくさんの人と出会える

安いドミトリーほど、一部屋の宿泊人数は増えていきます。ニュージーランドでは8人部屋が多かったと思います。

入れ替わりも多いので、毎日のように新しいルームメイトを迎えることになり、たくさんの人と出会えます。中にはその後もずっと連絡を取り合う程仲良くなった友達もいます。

一時的に泊まるだけの短期滞在者がほとんどですが、ワーホリなどで長期で滞在している人も多いです。そうした人とは長く一緒に過ごすことになるので、とても良い友達になれます。

気に入らなければすぐ出ていける

バッパーが居心地が良くない場合は、すぐにチェックアウトして別のとこに移動してしまえばいいので、不満があってもすぐ解決できます。

長期滞在者と気が合わなかったり、生活リズムが大きく違ったりすると、一緒の部屋にいるのが苦痛になることがあります。そうした場合もバッパーなら、気軽に出ていくことができます。

私はシェアフラットに住んでいる友人からよく、フラットメイトの不満やトラブルを聞いていたので、やはり一緒に暮らすのは大変だなとつくづく思いましたし、バッパーに暮らす自分にはほぼ無縁のストレスだなと思いました。

掃除をしなくていい

トイレ掃除や部屋の掃除、ベッドシーツ等の選択はもちろん自分でする必要がありません。汚してもいいという訳ではありませんが、掃除しなくていいというのは、めんどくさがりの人にとってはかなり嬉しいことだと思います。

シェアハウスでは掃除なども分担して行うので、さぼる人やちゃんとやらない人がいてトラブルになったという話も聞きます。

自分でやらなくていいというのは、本当に気が楽です。

荷物がコンパクトになる

ホームステイやシェアフラット等で暮らす人は、一つの場所にずっと長くいることになるので、荷物が増えがちになります。基本荷物を出しっぱなしにもするので、パッキングする際苦労することになります。

その点、バッパー暮らしの者は移動が比較的多くなるので、荷物が少ないままですし、パッキングもあっという間に終わらせられるという人も多いのではないでしょうか。

レセプションの人が何かと頼りになる

ちょっと聞きたいことや頼みたいことをレセプションの人に聞いてみると、案外引き受けてくれます。

その土地の事を良く知っている人が多いので、ネットで検索するより確かですし、長く滞在していると顔を覚えてもらって仲良くもなれます。

ちょっとした相談ができる人がいると結構心強いです。

バックパッカーズホステルに長期滞在するデメリット

特別安い訳ではない

もちろん滞在するホステルによりますが、長期で滞在することを考えると、ある程度クオリティの高いところに泊まりたいと思います。そこそこクオリティの高いバックパッカーズホステルでは、料金はシェアフラットとあまり変わらないか、むしろ少し高い場合もあります。

シェアフラットやホステル次第ですが、極端に安く済むということはないでしょう。

プライベートスペースがベッドのみ

シェアフラットなら、シェアルームだとしてもルームメイトと仲良くなれれば、ストレスも少ないでしょう。

しかし、人の入れ替わりが激しいバッパーでは、その時のルームメイトと仲良くなれてもすぐに入れ替わってしまいます。常に同じ部屋に知らない人がいるというストレスは永遠になくなりません。

自分だけの空間がベッドのみで、それ以外の場所には常に他人がいるというのは慣れていても疲れます。

おわりに

好みも目的も人それぞれですが、バックパッカーズホステルに長期滞在するのも選択肢の一つだと思います。私の周りでは、バッパーに暮らす日本人は私一人だけでしたが(エクスチェンジは除く)、ヨーロピアンや台湾人・中国人には結構バッパー暮らしが多かったです。

いろんな国の人と関われるいいチャンスでもあるので、バッパー暮らしはやってみてもいいと思います。

これからワーホリ等で、長期滞在する人は是非参考にしてみてください。